最近

2007年7月31日
最近、スティーヴィー・ワンダーを聴いている。
きっかけは、ビースティーボーイズのブログに載っていた「Superstition」だ。
自分のなかでは、タモリのようにポップ・アイコン化した存在なのだけど、それはただ無知だったからなのだとおもう。いまも知らないといえば知らないけど。
単純化されたイメージだけで、わかった気にならないべきだよね、きっと。

Stevie Wonder Drum Solo
http://www.youtube.com/watch?v=4SCZv7786KY

昨日、小田実さんが亡くなった。
ちょうど1週間くらい前から『世直しの倫理と論理』を読んでいる。

その本を借りるまで、名前は知っていたけど、読んだ事のない作家の一人だった。いままで、「おだみのる」と読んでいたのだ、けれど、「おだまこと」が正しい。
まだ上巻と下巻半分を読んだだけ、あと4分の1残っている。

この本に書いてある、この人の考え方には、すごく共感できる。
しばらくぶりに、読んでいて感謝したくなる本だ。

ぜひ、読んでほしい。

追記
ドラムつながりでどうぞ。

「Hella - Biblical Violence Live」
http://www.youtube.com/watch?v=jdMDcG3zAEI

「Hella - Your DJ Children / It’s been a long time cousin」
http://www.youtube.com/watch?v=FvzIr-t9Yqs&;;;;;;;;mode=related&search=

「Hella - Republic of Rough and Ready (Live)」
http://www.youtube.com/watch?v=RdPIfMO28ck&;;;;;;;;mode=related&search=

hellaは、友達に教えてもらったのだけど、すごくかっこいい。
途中、聴いていて食傷気味になりますが、とてもひかれます。

意味はないだろうけど、むっちゃ生きてる感じがする。

シグナルか、ノイズかって。

鈴木先生の3巻、買った。これもまた、友達のすすめ。
「下流志向」だっけ、白とオレンジ色の去年、売れた本。
その内田樹の本と一緒に読むのをおすすめします。

学ぶことは、学ぶことの方法を学ぶみたい。
間違った解釈かな。それと、目に見える、数字に表される部分とは別の領域における成長を描くのが、「鈴木先生」の目的じゃないかと。

加えて、方法論が優れている、エンターテインメントしてるし、鈴木先生の意識の流れを、過剰といえるくらい子細に描写することで、日常のさらに突っ込んだ部分、個人的な部分をサスペンス化することに成功している。つまり、読んでいると巻き込まれるのだ、鈴木先生の不安に。
そして、ちゅうぶらりんの気持ちにされたおかげで、安定を求めて、物語の先に進まざるをえなくなる。

...気がする。

物事を面倒・不面倒で判断してしまう人が、「どうでもいいじゃん」と一蹴してしまいがちな部分に潜む問題に、うまく光が当っているとおもう。

作者が読み手を導く方法の巧みさでもって、そこに直面せざるをえなくなる。だから、このマンガが表現方法として、サスペンスの手法を取り入れたのは必然なのかな、と。

自信はないけどね。

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