昨日、高野文子の漫画を読んだのだけど、面白かった。「もっと読みたい。」と思い本屋に行き、ひさしぶりにたくさん漫画を買った。

まだこの作品しか読んでいない。
これは、高野文子の作品じゃないけど。

『デトロイト・メタル・シティ』は、ギャグ漫画だと思う。

ミルクティーとオシャレポップスをこよなく愛する23歳の青年・根岸(大分出身)は、なぜか「DMC」というデスメタルバンドのリーダー・「クラウザー?世」として、インディーズ・デスメタルシーンのカリスマに祭り上げられている。

けど、彼はオシャレポップバンドをやりたいのだ。
このシンプルなジレンマが、この作品を支えている。

随所にちりばめられたボケは、デスメタル文化への偏見を利用して描かれている。過剰にデフォルメされた偏見が、作品世界の虚構性を強化していて、すごく面白い。

表紙に描かれているのが主人公なのだけど、メイクをしていないときの彼は、とてもいい人だ。

今日、初めて読んだ。喫茶店で読みながら、アタマのおかしい社長の喋り方に、笑いをこらえきれなくなったり。
帰ってきて居間で、悪魔球(痰)がおしゃれ俳優の口に入っていく部分を読んでいて笑ってしまい、父親から冷たい視線を浴びたりした。

デスメタルを聴いてみたくなる。
あと、画も、脱力してていい。

なんか断片的な感想になってしまった。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

この日記について

日記内を検索