The Kids Are Alright
2006年12月7日 音楽From Amazon.com
A glowering cover photo, on-the-run sound quality, and music to match. That’s My Generation, and while it’s hardly as consistent as The Who Sell Out, it’s just as much fun to play. With the band steamrolling the title anthem, "The Kids Are Alright," "A Legal Matter," and a couple of James Brown covers, you can bet it was for them, too. Rock & roll for the hottest day of summer. --Rickey Wright
もう我慢ならねぇ、そう思ってベッドから降りたら、下に散らばっていたCDのケースを踏みつけてしまった。瞬間。もう我慢ならねぇ、と言ったときの私の勢いは霧散し、ひび割れたプラスチックの歪な白いラインに収束していった。いくら罅に視線を注いでも、勢いは戻ってこなかった。たぶん、呼びかけても無駄である。。。
というか、そんな一人芝居に加わっても、空しくなるだけだ。
そんなわけで、私は勢いを取り戻すために、色々と試してみることにした。のだが、いかんせん、行ってしまったものはどこにあるのかもわからない。さっきまでそこにあったはずの勢いは、やはり戻ってこなかった。試みに、CDを聞いてみたが、目の前をぐるぐると回るのは他人のグルーヴであり、奴らはいっこうに捕まろうとはしなかった。アホ面で懸命に踊りながら、振り回した手は彼らのしっぽを触ることもできず、しばしば暗闇に間の抜けた弧を描いて宙をきることに終始し、その後には残されたのは、疲労とため息だけだった。
「おげげ、どうしようもねいやい。」って、わざとあきらめたふりをして、不意につかもうとしてみたりもしたのだけれど、奴らはあきらめるふりをした私に、注意さえ払わなかった。つまり、私は彼らの眼中になかったのである。私は途方にくれた、暮れられるだけ暮れた。もう他の方法は思いつかなかったのである。もう一度、あの不公平な映像を見れば、勢いが戻るような気もしたが、今度ばかりは、さっきの反動は期待できない気がしてやめた。
私を動かした勢いは、どこへいったのか。そう問いかける私を動かすのは、私なのだが、私はまだそれに気づいていなかった。
しりつぼみ。
つーか、気づいてないふりやめようぜ自分。
もう大丈夫だろう。
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