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The Glaswegian lads in Mogwai continue to tinker with their instrumental rock formula. Whereas Young Team featured the loud-soft dynamic gleaned from Velvet Underground and Come On Die Young copped Sonic Youth’s moody experimentalism, Rock Action adds a dash of Yo La Tengo’s hushed ambience and Flaming Lips’ studio-savvy playfulness (no surprise there--Rock Action was produced by Lips collaborator and Mercury Rev-ster David Fridmann.) Despite quoting from such a heavy lineup of musical mischief makers, Mogwai craft their own sound, largely due to the melodic narratives they conjure up in the interplay between the three guitarists. With hardly a spoken whisper in the mix, they manage to create great moments of drama, tension, and resolution. "Take Me Somewhere Nice" is a meandering journey toward the promised land, "You Don’t Know Jesus" wanders with mystical and loopy abandon, and "Secret Pint" thrums in stately glory. One of the great things about Mogwai is that they are still so damned young--if they continue to kick against the pricks of their own invention we’ll be hearing much more inventive and wonderful music from them in years to come. --Tod Nelson
以下、11月12日の日記。なかなか感傷的な一日だった。
バイトが終わって外に出ると、雪は小降りになっていた。暗い色の地面の上を、街灯のあかりを頼りに、水溜りをかわしながら駐車場まで行くと、母親に借りた車の隣に、父のものと同じ車種の車が停まっていた。運転席と助手席に座った父と母の姿が見えた。
「あ、どこか食べに行くんだ。」と思うと、うれしくなった。勢いよく車に乗り込むと後部座席には、紙袋があって、中には衣服の入った白いビニール袋があった。祖母の洗濯物だと思った。
「どっか食べに行くか」と母さんが言った。
以前食べに行った韓国料理屋に行くことになった。
「病院、見てきたん?」と聞くと母のほうから「うん...」という返事が返ってきた。
「リハビリ、頑張ってるんだね。」
「婆ちゃんは、やってる、って言ってたよ。」
その言葉を聞いた後、とくに何も言うことがなくて、条件反射みたいに「はやく歩けるようなるといいね。」と言ったけれど、耳に届かなかったのか二人とも何も言わなかった。
韓国料理屋で注文した料理は、味が濃いものばかりだった。うまいけれど、早死にしそうな料理ばかり食べ、好き勝手に感想を言い合う。石焼ビビンバは、ゴマ油の多さに参った。カニのから揚げが、おいしかった。
帰りに、安いデジカメを探す父親に付き合ってリサイクルショップに行ったりした。ニコンのデジタル一眼レフが、5万円とかで売っていて「うわっ」と思ったけれど、レンズは別売りだった。
途中、車を停めておいた図書館の駐車場で降ろしてもらった。車内の空気が冷たくて、CDを入れ替えるときに肩が震えるくらい寒かった。
走り始めると暖房で熱で溶けた雪が、フロントガラスの表面をゆっくり滑り落ちていった。それでも、しばらくの間、車の中は冷気で充たされたままで、点け始めたばかりのエアコンから出てくる風にも、暖かさが感じられなかった。
冷たい指でハンドルを握ったまま、5分くらい走り続けたあとも、セーターの上にフリースを羽織るくらいにして、見た目そっちのけで防寒していたのに、寒かった。
別の音楽をかけていたのに、頭の中でモグワイの「2 Right Make 1 Wrong」が流れてた。
中原昌也の短編集、読んだら面白かった。まだ途中だが。
すげぇ暗くて、ユーモアがあって、暴力と性的な妄想や描写が前面に押し出されてるんだけれど、今まで読んだ小説とは違うような気もした。
たぶん、あまり小説を読んだことがないからだろう。
何枚かの絵画を切り裂いて、バラバラにしたあとに親指とひとさし指を使って、糊で貼り付けてコラージュした作品みたいな印象を受けた。
うまく言えんが、サンプリングっぽい。
全体的な視点が欠けているように思うのだけれど、あの作品にそんなもんを持ち込んだら、つまらなくなるようにも思う。
あの作品の持つ虚構性の中に、リアリティを感じてしまえる時代なのかもしれないと思う。
追記
たぶん、岡本太郎の本を読んだあとからだと思うけれど。
空虚な気分が続いていていやだった。
すこし回復した。たしかに、立派な部分もあると思うが、無理に誰かのやり方を真似る必要もないと思う。
影響を受けやすいっていうのも考えものだ。自分の意思が不安定だからかもしれない。
結局「つまんねー」って言って、甘えてるのは自分なのかもしれない。とも思う。自分の言葉は自分に返ってくる、っていうし。
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